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Jリーグ百年構想 サッカー教室

城彰二さんと、森島寛晃さんにお話を伺いました。

「Jリーグ百年構想」とは

〇あなたの町に、緑の芝生におおわれた広場やスポーツ施設をつくること。
 
〇サッカーに限らず、あなたがやりたい競技を楽しめるスポーツクラブをつくること。
 
〇「観る」「する」「参加する」。スポーツを通じて世代を超えた触れ合いの輪を広げること。
 

このようなJリーグの理念を分かりやすく訴求するために、
Jリーグは「Jリーグ百年構想 ~スポーツで、もっと、幸せな国へ。~ 」というスローガンを掲げ、
「地域に根差したスポーツクラブ」を核としたスポーツ文化の振興活動に取り組んできました。 
 

和歌山で初開催の「Jリーグ百年構想 サッカー教室」

校庭を芝生化した和歌山市立・安原小学校で6月5日に県下では初となる「Jリーグ百年構想 サッカー教室」が開催されました。
同サッカー教室は、芝生の上で様々なスポーツを楽しみ、ふれあいの輪を広げる「百年構想」の一環として、Jリーグが企画し、城彰二さん、森島寛晃さん、原信生さんらがコーチとして小学校を訪れてくれました。
サッカーボールを使った運動に始まり、パスやドリブル、シュート練習などが行われ、小雨が降るあいにくな天気ながらも、校庭には子供達の爽やかな歓声が響いていました。
城さん、森島さん、お2人とも、大変お疲れで、厳しいスケジュールの中、県協会のインタビューのために快く時間を作って下さいました。
名前
城 彰二
生年月日
1975年6月17日
経歴
鹿児島実業高等学校 -
ジェフユナイテッド市原 -
横浜マリノス -
バリャドリード(スペイン) -
横浜F・マリノス -
ヴィッセル神戸 -
横浜FC
現在、解説者・コメンテーターとしてTVをはじめ各方面で活躍中。
Jリーグ百年構想メッセンジャー
JFAアンバサダー
その他
J1:230試合出場、95得点
J2:151試合出場、44得点
 
日本代表
36試合出場、7得点
 
アトランタオリンピック1996出場
 
1998FIFAワールドカップ フランス大会出場
アトランタオリンピックでは、結果はグループリーグ敗退だったもののブラジル戦ではGKと競り合いマイアミの奇跡と呼ばれる勝利に貢献
 
フランスワールドカップ・アジア第3代表決定戦では、1点ビハインドの後半31分に同点ゴールをあげ、ジョホールバルの歓喜と呼ばれる勝利にも大きく貢献した。
今回は和歌山県まではるばるお越し下さいまして、誠にありがとうございます。
和歌山に来られたのは今回が初めてだとお伺いいたしました。
実は、和歌山県では、この様な芝生化が進んでおりませんでして、なかなかインフラ整備という意味でも厳しいものがあるのですが、この様な活動を盛り上げていくには、どの様な活動が大事だと思われますか?
 
そうですね。今回は、安原小学校のみんな、校長先生はじめ先生方、また父兄の方々にご理解、また参加頂いて、この様なイベントが出来ましたので、是非これをきっかけに和歌山の人たちにも知って欲しいですし、また大切に使って頂きたい。
 
あとやっぱり、機会があれば、このとなりの小学校だったり、和歌山県内のいろんな場所でこういったイベントが出来ると、認知されていくんじゃないかと思います。
 
そしてこの小学校が、そういった足がかりになってくれる場所になればいいなと思います。
 
話は変わりますが、城さん自身、ワールドカップに出場されたりと、サッカーで非常に活躍された訳なんですが、サッカーを子供の頃からやられていて、一番良かったと思う事は何でしょうか?
 
そうですね。サッカーをやっていて一番楽しかったと思う事は、やっぱり1人では出来ないスポーツなので、みんなで助け合うだとか、こういった部分は、僕はサッカーは凄く魅力的だと思います。
 
でも、ホント、「楽しめる」事ですね。
 
今日もセレッソさんと一緒にやりましたれど、とにかく楽しいので、サッカーを少しでも好きになってもらいたいと言う想いで、「楽しむ」と言う事をみんなに伝えていきたいですね。
 
 
そうすると、城さんは日本代表として活躍されましたが、サッカーを上手くなるには、楽しんでやるという事が
一番大事だと、、、
 
そうですね。「楽しんでやる」という事と、「目標を持ってやる」という事ですね。
 
夢でもいいですし、現実的な事のどちらでもいいですが、それに向かってやっていくという事、努力する事が大事なので、是非子供達には夢を持って、それにチャレンジしてもらいたいと思います。
 
 
最後に、和歌山県のサッカーをやっている子供達にメッセージをお願いします。
 
サッカーというスポーツは世界でもっとも盛んなスポーツで、僕の原点でもあり、思い出してみると、やはり「楽しむという事」。
 
まずは、楽しんでサッカーをやらなければ、何も始まらないと思いますから、とにかく楽しんでやってもらう事と、それと先ほども話した、夢を持つという事。
 
「日本代表」「Jリーグ」何でもいいです。
そういった夢をもって、それを掴むためにチャレンジして欲しい。
 
失敗する事は、みんなすごく恥ずかしい事だと思う子供達が大変多いんですが、僕は、失敗する事は良い事だと思いますので、是非失敗を恐れずにチャレンジしてもらいたいなと思います。
 
ありがとうございました。
 
名前
森島 寛晃
生年月日
1972年4月30日
経歴
東海大第一高校 -
ヤンマー -
セレッソ大阪 -
 
現在、セレッソ大阪アンバサダー
また解説者・コメンテーターとしてTVをはじめ各方面で活躍中。
その他
J1:318試合94得点
J2:43試合12得点
 
日本代表
64試合、12得点
 
1998FIFAワールドカップ フランス大会出場
2002FIFAワールドカップ 日韓大会出場
 
アジアカップ2000や、FIFAコンフェデレーションズカップ2001では、日本の攻撃陣を牽引、それぞれの大会を優勝、準優勝と大躍進に貢献する。
 
2002FIFAワールドカップでは日本の決勝トーナメント進出を決める決勝点を自らのホームグラウンドである、長居スタジアムで決める。
最近は毎週の様に和歌山に来て頂きありがとうございます。森島さんは5月~6月にかけて何度も和歌山でサッカー教室に参加してくれました。
 
いえいえ。とんでもないです。
 
本日ご参加頂いた様な芝生化の運動というのをどの様に感じておられますか?
 
僕達が子供の頃には、ホントに緑の上でこういう風に遊ぶという機会が滅多になかったですから、今後こういった活動で緑を増やしていきたいですね。
 
芝生というのは怪我対策にもなりますし、子供達がどんどんスポーツが出来る環境が整うのは非常に良い事だと思うなので、僕達もこういう活動に協力させていただくのは非常に嬉しいですね。
 
 
私達としても、こういった芝生化の動きをどんどん進めていきたいのですが、このような活動を活発にするにはどのような事が大切だと思われますか?
 
 
そうですね。先ほど城さんも言ってた様に、この安原小学校を中心として、情報をどんどん発信してもらって、その輪をどんどん広げていく事が大事だと思うので、周りのみなさんも芝生の大事さ、良さといったものを声にして広げていって欲しいと思います。
 
 
話は大きく変わるのですが、2002年ワールドカップに出場され、得点もされましたが、その時のお話などお聞かせ願えませんか?
 
 
自分のホームグラウンドである長居スタジアムで、ワールドカップの試合が行われたという事が、それだけでも自分にとっては凄く嬉しかったですけれど、その中で、自分自身も日本代表の一員として、プレイできてゴールする事も出来たので、自分のサッカー人生の中でも本当に一番の思い出になる大会にもなりました。
 
そういう自分にとっても夢だった憧れの舞台でプレイできた事の喜びや体験をこういう色々なイベントなどに参加させて頂いた時に何とか子供達に「夢を持つ事の大切さ」などとして伝えていければと思います。
 
 
森島さん自身はいつからサッカーを始められたのですか?
 
僕は小学校2年の時から始めました。
ちょうど中学生になる頃、ワールドカップをテレビで観ました。

マラドーナが大活躍するのを観てすごく衝撃を受けましたね。
 
 
子供達によく聞かれることかも知れませんが、サッカーが上手くなるには、どうすれば良いでしょうか?
 
上手くなるためには、やっぱり練習ですね。
プロになった選手でも、どんどん練習する事でさらに上手くなる訳で、目標をしっかり自分の中に持って、それに向かってたくさんボールを蹴る事だと思います。
 
それがさらにこの様な芝生のピッチの上であれば、なお更、技術が向上すると思いますので、整備が進めばいいですね。
 
ま、とにかく目標に向かって、たくさん練習する事だと思います。
 
 
最後に、和歌山県のサッカーをやっている子供達にメッセージをお願いします。
 
 
僕自身現役を引退し、様々なところに行かせて頂いて、子供達と触れ合っている中で、今後、その子供達が活躍してくれるのを楽しみにしています。
それで、和歌山の中から、1人でも多くのJリーガーや日本代表が増えてくれる事を楽しみにしています。
 
 
またサッカーに限らず、スポーツをして汗をかくというのは、非常に気持ちの良い事なので、どんどん外に出て、いっぱい遊んで汗を流して欲しいと思います。
 
 
ありがとうございました。
 
 
 
 
インタビューに応じてくれたお二人ですが、さらにプレゼント提供にも応じてくれました。
 
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城彰二さん
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すでに色紙は発送済みです。
たくさんのご応募ありがとうございました。
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